当事務所の所属弁護士8名によるコラム(ブログ)です。

弁護士の○○術

少し前から、弁護士が書いた一般向けの本が
たくさん出版されるようになりました。

特によく目に付くのは、法律の解説書ではなく
「弁護士の○○術」とか「○○法」といったタイトルの
ビジネス書や自己啓発書などです。
弁護士の読書術、交渉術、論理術、説得術、時間管理術、勉強法、
情報整理法、文章の書き方、謝罪の仕方……などなど。





弁護士は、難関と言われる司法試験を突破し、
日々の業務で多数の事件を同時並行で進行させ、
分厚い法律書を読み解きながら各種の書面を作成し、
微妙かつ困難な交渉・説得に挑んでいます。

ある程度の経験を積んだ弁護士であれば誰でも、
こうした技術・方法論について一家言を持っているのが普通です。

そのためか、同業者の視点でこうした本を実際に手に取ってみると、
自分も普段から当然のように意識していることばかりで、
あまりおもしろくは感じません。

しかし、異業種の方や学生の方などにとっては、
他分野の経験に基づくアドバイスが新鮮であったり、
有益なヒントを得られたりすることが多いと思います。

私も(主に異業種の方の)書籍から、日々、様々な技術を学び、刺激を受け、
生きる活力をもらっています。
みんな違うからこそ、世界は複雑でおもしろいんです。


弁護士の○○術は、私にもすぐ書けると思います。

例えば、私は仕事で使う資料以外で、
平均すると週に4、5冊の本を読んでいます。
そのうち約8割は、1冊10~30分以内に読了しています。
つまり、趣味として月に20冊くらいの本を読み、
そのうち15~16冊は、いわゆる速読術の範疇に入る読み方をしています。

まだ1冊を1分とかは達成できないのですが、
平均的なビジネス書などをこの程度の時間で読めれば、
十分実用的な速読と言えますよね。
読んだ本の数を稼ぐだけなら、月50冊以上でも読めるでしょう。

この程度のレベルの「弁護士の速読術」でよければ、
皆さんにも今すぐにご紹介できます。


要は、 目を速く動かせばいい んです。


……嘘じゃありません。
ホントです。

ホントのことをそのまま書くと1冊の本の文字数にならないので、
著者の皆さんは、色々と工夫して余計なことを書いているだけです。
(こんなことを言っちゃったら、そのうち私が本を書いても、
誰にも買ってもらえないですね。
「頑張って余計なこと書いたんですね」って言われる。)

ちなみに、私が速読しない(できない)残りの数冊は、
読んでいる時間それ自体を楽しむための文学小説、
洋書や一定の専門書などです。


皆さんは、どんな「弁護士の○○術」に興味がありますか。