問題はいまや、「民主主義か独裁か」
しつこいようですが、改めて秘密保護法関連の話題です。その昔、1960(昭和35)年5月19日、安保条約の改定(新安保条約)承認のため、
安倍現首相の祖父である岸信介首相(当時)は、
自民党だけの単独強行採決に踏み切りました。
議会制民主主義を踏みにじるこの暴挙は、
新安保条約に必ずしも反対というわけでもなかった者も含め、全国民の広汎な反発を呼び、
いわゆる「60年安保闘争」が一気に盛り上がりを見せました。
その最中の、同年6月2日の文京公会堂での集会で講演を行った
中国文学者の竹内好が述べた、4つの提案のうちの一つが、
「問題はいまや安保への賛否ではなく、『民主主義か独裁か』である」というものでした。
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