当事務所の所属弁護士8名によるコラム(ブログ)です。

高校野球

今年も高校野球の季節が近づいてきましたね。
金属バットの「カキーン」っていう音が好きです。
埼玉では花咲徳栄高校がなんとなく好きですね。
毎年、なんかこう、シュッと背が高く、足の速そうな、線の細い選手が多いような気がします。伝統ですかね。かっこいいです。
今年も楽しみです。


かくいう私も、高校球児でした。
小学校のころから野球を始めて、ポジションはサードでした。
当時は、守備が評価されて内野手になったのですが、高校に入って硬球を扱うようになったら、怖くなってどうしても腰が引けるんですよね。当たるとすんごい痛いんです。だから当然逃げます。当たらないように。
それで、守備が下手すぎるということになって、あまり守備をしなくても良いピッチャーをやることになりました。コントロールは良かったのです。

高校3年生、最後の夏の大会の時に、県営大宮球場で試合をすることになり、テレビ中継になりました。埼玉県では、抽選で県営大宮球場になるとテレビ埼玉で中継されるのです。
私は先発ピッチャーでした。
ヘロヘロになりながら、何とか5回まで投げきって、試合は勝利しました。
家に帰ると、父親と兄が録画したものを見ていて、ヘロヘロだったから嫌だなと思いながらもチラチラと見ていたら、解説のおじさんが、私のピッチングにやたら厳しいだめ出しをしていました。
「高校野球の解説、しかも甲子園に出場するようなチームではないのにまさか」と耳を疑いましたが、その後もだめ出しは続きました。
挙げ句の果てには、私が渾身の力を込めて投げたストレートが「良い変化球でしたねー」などと言われるなど散々でしたね。どれだけスピードが遅いのでしょうか。
その後、私は、変化球を投げたということで自分を納得させております。テレビ中継というせっかくの記念でしたが、それから二度と私は録画したものを見ておりません。
だから、高校野球レベルでの厳しい解説は断固反対です。

是非、高校球児には、良い記念になるよう悔いのないように頑張って欲しいですね。
熱い戦いを期待しています。
母校所沢高校野球部がんばれ!

完全な余談ですが、NHKの甲子園の中継の際には、毎年解説者で川原崎さんという方が出てきます。
漢字は違いますが、名字が同じなので勝手に親しみを抱いております。
解説も高校野球にふさわしく優しいです。