時間の流れ
昔、「30歳を過ぎたら時間が経つのが早くなる。」等という言葉をよく耳にしました。子どもの時分には、その意味が分かりませんでした。
それから約20年。
自分が30歳を過ぎてみて思います、「時の経つのが早すぎる」と。
もっとも、1日1日を意識すると、かなり長く感じることも多いのです。
ただ、振り返ってみるとあっという間に感じてしまうのです。
あっという間だから記憶にも残っていません。
中学3年間の思い出を挙げればきりがありませんが
ここ3年間の思い出は数える程度です。
おそらく、日々の生活に対する好奇心の減退が、
このような悲しい現実を招いているのでしょう。
年を重ねて、余計な人生経験も増えていき、
毎日が予測可能で同じような生活の繰り返しであると、
勝手に思ってしまっているのかもしれません。
自分がこのような状況に陥っているせいか、私生活では、
部活や恋愛、勉強など、人生において最も刺激的な時を迎えているであろう中学生の子どもに向かって、
「中学生活なんてあっという間だから、無駄に過ごしてはいけない」
などと、とぼけた説教をする始末。
重傷です。
今年中には、日常業務の他、新しい趣味を見つけるなどして、
なんとか日々の生活に変化と活力を加えたいものです。