浦和法律事務所ブログ

当事務所の所属弁護士8名によるコラム(ブログ)です。

年度


新年度を迎え、生活環境が新たになる方も多いこの時季。
街のいたるところで“フレッシュ”な人たちを見掛けます。
ところで、一年の始まりは1月1日のはずなのに、4月1日も一年の始まり??
年度とは何とも紛らわしい。
とはいえ、日本では学校も役所も一年をここで区切っています。


しかし、世界的に見ると、
役所の会計年度が4月~翌3月である国は主流ではないものの複数ありますが
4月を学校年度の始まりとしている国は珍しいようです。
世界の多くの国では、9月を学校年度の始まりとしています。
日本でも昔は9月だったようですが、
いろいろな事情から4月へと変更され、それが定着して現在に至っています。 
今や、4月始まりのカレンダーや手帳はお馴染みになっていますよね。

ちなみに、当事務所では業務が年度に左右されることはあまりないように思います。
とはいえ、世の中が年度で回っていると、
つい自分もそのタイミングで何かしらの区切りをつけようとしたり、
事始めを誓ってみたりしてしまいます。
年中行事のようになっていますが、今年も早速、新しいことに挑戦しています。
三日坊主にならないように継続したいものです。
 
さて、余談ですが、実はいろいろな「年度」があるのはご存知ですか?
米穀年度や醸造年度、砂糖年度や農薬年度など、バラエティ豊かで区切る月も実に様々。
それぞれの業界では、区切りに合わせたカレンダーや手帳があるのでしょうか?
興味深いです。

事務局Y

恩師との再会

先日、私が学生時代にゼミでお世話になった、
刑法・刑事訴訟法の前田雅英教授による定年退職前の最終特別講義
「実質的犯罪論の実質」
を聴講してきました。
大学で刑法を勉強されたことがある方なら、
一度は前田先生の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

大学に入学し、初めて法律学に触れたころ、
その用語の難解さや理論の複雑さに嫌気がさし、失望していました。
そんなとき、前田先生の講義を聴き、つかえていたものがすっと落ちていくような、
そして、心躍るような感覚を味わったことを今でも覚えています。
もっとも、その後改めて考えてみると、やはり分からないことだらけということもよくありましたが、
分からないことで、返って勉強に対する意欲がかき立てられました。

大学3年になり、前田先生のゼミに入ることが叶ってからは、
週に1回のゼミの時間が私の楽しみの1つとなりました。
私は前田先生の説にすべて賛成ではありませんでしたが、
だからこそ、より一層刺激的でもありました。
もし、あの時前田先生にお会いしていなければ、
私がこの道に進むこともなかったかもしれません。
 

約13年ぶりに、壇上に立って講義をする前田先生を拝見し、
そのお姿は、やはり相当の月日が経ったことを感じずに入られませんでした。
しかし、分かりやすい事例を挙げ、これに適格に解説を加えることで生じる説得力も、
息抜きとしてしばしば織り交ぜる雑談のタイミングも、
あのころのままでした(若干、雑談の回数は増えていたかもしれません)。

幸い、前田先生は今後も第一線で活動されるとのことでしたので、
これからも学生への指導を初め、ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。


素晴らしい方の話を聞き、また、その本を読むことは
私にとって何よりも得難い経験となっています。
前田先生や憲法の芦部信喜先生の本などは、
初学者の方にもとても分かり易く書いてありますので、
法律の勉強をしたことがない方も、ご一読されてみてはいかがでしょうか。

そろそろお花見シーズン到来!

もうすぐ桜の季節ですね。
私は毎年桜をめでて過ごしていると「日本人でよかったなぁ」と幸せな気持ちになります。

でもやっぱり花より団子。
桜といえば桜餅。
皆様は、桜餅が大きく分けて2種類あることはご存知ですか?
1つは、小麦粉で作った生地を薄く焼いて餡を包んだ「長命寺」と呼ばれる関東風桜餅。
もう1つは、もち米を蒸して乾燥させ、道明寺粉で餡を包んだ「道明寺」と呼ばれる関西風桜餅。
埼玉出身の私にとっての桜餅は「長命寺」で、九州出身の友人にとっての桜餅は「道明寺」。
出身地によって『桜餅』が違うって面白いですよね。
皆様の中の桜餅はどちらでしょう?

さて、この2種類の桜餅、桜の葉の塩漬けで包むところは一緒です。
桜餅のあの独特の香りは、桜の葉を塩漬けすると生まれるクマリンという成分によるもの。
このクマリンには、リラックス効果、殺菌作用、消臭作用があるそうです。
二日酔いを抑える効果もあるとか。
ただし、このクマリンには肝毒性があるようなので食べ過ぎにはご注意を。

桜の花の抽出物には、美肌効果、美白効果、アンチエージング効果があるそうで、
桜の花エキス配合の化粧品など数多くあるようです。
お祝いなどに出されることの多い桜茶は、「花開く」とおめでたい縁起を担いでのことだとか。

桜って、見ても食べても使っても、しかも縁起が良いという万能な花ですよね。
今年は色々な角度から桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。

事務局i