当事務所の所属弁護士8名によるコラム(ブログ)です。

私の読書スタイル

前回、趣味について少し呟きましたが、今回は、これに関連して、私自身の読書スタイル、いわば読書の際の掟について述べてみたいと思います。

(掟その1) 読む本は購入する

自分が読んだ本は手元に置いておきたいという、他愛ない願望からの掟です。現在、数千冊に及んでいますが、遺族に迷惑かけないためにも、そろそろ処分せねばと思っています。

 (掟その2) 文庫本に限る。

掟その1と関連しますが安価であることと、読書の場所と時間が主として行き帰りの通勤電車内(京浜東北線片道約30分。自宅が台東区内で、通勤が逆方向なので必ず座れます。)であることが理由です。 
 

(掟その3) どんなに長編であっても、読み始めたら、最後まで読み切る。途中で投げ出さない。

ちなみに、これまで読破した長編を巻数の多い順にベスト6を掲げれば以下のとおりです。
  1. 司馬遼太郎 『街道をゆく』 朝日文庫 … 全43巻
  2. 塩野七海 『ローマ人の物語』 新潮文庫 … 全43巻
  3. 山岡荘八 『徳川家康』 講談社文庫 … 全26巻
  4. 池波正太郎 『剣客商売』 新潮文庫 … 全19巻
  5. 吉川英治 『新平家物語』 講談社文庫 … 全16巻
  6. 北方謙三 『三国志』 ハルキ文庫 … 全13巻
もっとも、全く例外がないわけではありません。
挫折しそうになったものとしては、
  • 司馬遼太郎 『世に棲む日々』全4巻、文春文庫
  • 司馬遼太郎 『空海の風景』全2巻、中公文庫 
があります。
「世に棲む日々」は、前半の吉田松陰を読んだ段階で一旦投げ出し、後半の高杉晋作を読み始めるまで、15年のブランクがありました。
「空海の風景」については、上巻を読み始めてすぐに投げ出し、5年のブランクを経て再開しました。
結局、いずれも最後まで読み切りました。

唯一挫折したものとして、
  • 司馬遼太郎 『飛ぶが如く』全10巻、 文春文庫 
があります。
5巻まで読んだところで投げ出して以来、もう10年近くになります。
投げ出した理由は自分でもよくわかりません。

(掟その4) 一度読み終わったら二度と読まない。

なるべく多くの本を読みたいとの思いからの、あくまでも原則です。
もちろん、これにも例外はあるわけで、特に最近は、面白そうなものがないため、新たに購入することはほとんどなく、過去に読んだものを読み返すことに徹しています。
ちなみに、これまで繰り返し読んだものを挙げれば以下のとおりです。
  •  『街道をゆく』全43巻 3回り
  •  『ローマ人の物語』全43巻 2回り
  •  黒岩重吾 『天の川の太陽』全2巻 (中公文庫) 3回り
  •  高橋克彦 『炎立つ』全4巻 (講談社文庫) 4回り
  •  宮城谷昌光 『太公望』全3巻 (文春文庫) 3回り
  •  八木荘司 『古代からの伝言』全7巻 (角川文庫) のうち第1巻のみ4回
要するに、本稿で言いたいことは、繰り返し読むにはそれなりの理由があるわけで(面白いの一語に尽きる。)、上記はいずれも「おススメ」であるということです。
とくに、「古代からの伝言」第1巻「日本建国」は一押しです。
ここでは、邪馬台国と神武天皇が建国した国(のちの大和朝廷)との関係が明らかにされています。