当事務所の所属弁護士8名によるコラム(ブログ)です。

とんでも裁判官

その事件は、否認事件で無罪を争っている事件でした。

被告人の言い分の述べる極めて大事な手続きである被告人質問の最中に
裁判官の携帯電話が鳴る。
「あ、すみません。」と言いながら携帯を見た裁判官。
マナーモードにしていなかったことを詫びたのかと思いきや
なんとそのまま法廷から出て行った。

出ていくことに対する「すみません」?

数分後に戻ってきて
「すみません。」
と、どこか照れ笑いのようなものを浮かべながら着席。

どんな神経しているんでしょうかね。