当事務所の所属弁護士8名によるコラム(ブログ)です。

頑張れ。受験生

私の長男は中学3年生で、今、受験の真っ最中です。

教育熱心な母親の影響で小学校高学年から塾に通わされていましたが、
これまでいくら言ってもなかなか勉強に身が入らず、
思春期特有(?)の「努力することが格好悪い」といった照れもあり、
親としてはやきもきさせられてきました。

しかし、3年生になってから、彼の勉強に対する態度は目に見えて変わり、
もう発破をかけることは全くなくなりました。
その代わりに、最近気をつけていることは、
体調管理と気晴らしのための話し相手、それに勉強の環境作り
(そのために私は今、帰宅後にテレビを見ることも制限され、苦労していますが…)
となっています。

今思えば、彼は小さいころから、
やる気になったときの集中力には目を見張るものがありました。
結局私たち親は、彼のそういった特性や長所を忘れ、
成長とともに生じていた強い自覚を信頼することが出来ず、
余計なお世話を繰り返していたということです。
まだまだ親として未熟でした。

彼にとって最高の結果が出るかどうかはまだ分かりませんが、
少なくとも私は彼を見直し、尊敬しています。